硝酸塩の調整難航

サンゴを飼育するときは硝酸塩濃度を上手く調整する必要があります。

僕の水槽ではなかなか上手くいきません。

炭素源

この頃、硝酸塩濃度の調整ではRed SeaのNO3: PO4-Xを使用しています。


レッドシー (RedSea) NO3:PO4-X 1L

僕の嫌気層の少ないベアタンクでは規定の量を入れても
硝酸塩が下がらなかったので規定よりも多い量を添加しています。
例えば、100l当たり3mlを添加と書かれていますが、
150lの水量に対して10ml近くを入れています。

すると1週間以内には硝酸塩は10ppm以下になります。

添加剤は硝酸塩濃度を下げることにつながります。

(実は水槽を開始直後はNO3:PO4-Xの規定の添加量で
硝酸塩濃度が減少しなかったので、
AZ-NO3を使用していました。


AZ-NO3(硝酸塩除去剤)240ml 海水専用

最近、NO3:PO4-Xの添加量を規定より増やすと硝酸塩濃度が減少し、
効果があることを確認した感じです。)

サンゴが溶ける

全く関係がないかもしれませんが
炭素源をメーカーの規定より多く使用するとサンゴが溶ける気がしています。

前回はグリーンのカワラフサトサカが溶けてしまい、
今回はピンクのカワラフサトサカとコフキウミアザミが溶けました。

過剰な添加剤とは全く関係がないのかもしれませんが少し気になっています。

原因があるとすれば有害なバクテリアが繁殖してしまうのかもしれません。

対策

僕は過剰な炭素源がサンゴに影響があるような気がするので、
何とか対策をしたいと思っています。

思いつくものには次のものがあります。

・炭素源を1日複数回添加
・嫌気層を作る

炭素源を1日複数回添加

炭素源を1日複数回に分けて添加すれば水質が安定するように思います。

手動では手間がかかるので自動で添加したいです。

自動で添加するには、ドーシングポンプか
バイオペレットリアクターを使用する必要があります。

高額で備品が増えるのが微妙ですが、本当に複数回添加で改善できるのか不明確です。

後、添加剤の炭素源とバイオペレットの炭素源に違いがあるのかないのかよく分かりません。

とっかかりとして、連休に1日3回に分けて添加剤を添加して様子を見れば良いんでしょうね。。

嫌気層を作る

僕の水槽の硝酸塩濃度が下がりにくいのはベアタンクなために、
酸素のない嫌気層がほぼないことが一番の原因だと思っています。

なぜなら、硝酸塩を分解するバクテリアは底砂など嫌気層にいるからです。

一応SeachemのMatrix(マトリックス)を初期に入れましたが、
それだけでは少ないからかあまり効果が見られませんでした。


seachem マトリックス 1L

もっとMatrixを入れるか、砂をどうにかして入れるなどして
嫌気層を作るのが硝酸塩濃度の安全な低下に貢献しそうだと思っています。

おわりに

大抵、嫌気層を作るのが一番安全で確実なのですが、ベアタンクでは難しいところです。

ちなみに、ウミブドウも約100g入れていますがあまり効果は感じられません。

また良い方法や備品があれば報告します。

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