スターポリプ復活

こんにちは。

今日はスターポリプの飼育についてです。

癒しのスターポリプ

スターポリプといえば

緑色のポリプが芝生のように広がるという

癒しを求める者にとって欠かせないサンゴです。

 

さらに、スターポリプをネットで調べると次のことを耳にします。

・初心者でも安心!

・水質悪くても大丈夫!

・増えすぎて困っちゃう!

サンゴなのに丈夫なんだ!と、スターポリプを水槽に入れることにしました。

岩なし版

このブログで何度か書いていますが

外からやってきたライブロックを僕の水槽に入れることはありません。

僕の苦手な生物が、もしもいたら気を失う危険があるからです!

 

最初、スターポリプは岩に活着した状態で販売されていて

これでは導入はできない、、と諦めかけましたが

なんと岩なしのスターポリプをネットで見つけて注文しました。

しかも、メタリックグリーンという、ただの緑ではなく強い光沢があるものでした!

 

到着したスターポリプを確認したところ

確かに岩はついていないのですが

なんと砂が沢山ついています。

They

とりあえず、コーラルRXに付けてみました。


Coral Rx Concentrate Dip PRO Aquarium Treatment, 1-Ounce

 

すると、、、

恐ろしい生物が沢山出てきました。

 

5本だか6本だかの脚が中心の点から出ていて動き回るもの数匹。

さらに、僕の苦手な生物らしき脚の多い何か。。。

 

仰天しました。

勇気を振り絞って、爪楊枝などでそうした彼らを取り払いました。
そして、砂もできるだけ取り去りました。

 

残念ながら、岩なしスターポリプは僕に安寧をもたらすことはありませんでした。。

メタリックグリーン

恐怖の作業を終えて、水槽の人工ライブロックにスターポリプを接着剤で貼り付けました。


エコテックマリン コーラルグルー 75ml

すぐにメタリックグリーンのポリプが出てきて、とっても感動しました。

こうした輝いたものが自然にあるなんて。。

ちなみに、スターポリプはものによって色合いが異なり、

メタリックグリーンは少しだけ価格が高くなります。でも綺麗。

ほぼ白に近いものもあるので慎重に選ぶ必要があります。

これが水槽にどんどん広がっていくんだろうなと楽しみにしていました。

霧散

家に来て約1ヶ月後から急にポリプを出さなくなりました。

表面の共肉は乾燥した肌のようにざらつき

紫色の共肉から凸がなくなりました。

(写真は撮っていなかった。。)

 

ネットで調べると、ブラシなどで表面の苔を取ると良いらしいですが、試してもダメでした。

特に苔は生えてませんでしたし。

そして、いつの間にか溶けていきました。

 

この時期、ヒトデのビスケットスターが謎の融解を始めたのが

影響しているのか、していないのか定かではありません。

フラグ版

スターポリプが溶けた原因は不明です。

が、やっぱりスターポリプは水槽にいて欲しいので、2号目を連れてきました。

 

今回はフラグ版にしました。

フラグだと岩と違って安心です(多分)。

 

スターポリプをライブロックの上に乗せるとすぐにポリプを出します。

今度こそ大丈夫でしょ、と思いました。

フラグ(知らない人向け)

フラグとは、直径約3cmの円盤に支柱が付いたものに、

小さく切ったサンゴをくっつけたものです。

この支柱の付いた円盤だけは、プラグと言います。

 

ややこしいですが、

プラグ=差し込み器具
フラグ=破片

って覚えています。

サンゴをプラグにくっつけた完成品が破片(フラグ)だよって感じです。

(以前、フラグ=旗(flag)と勘違いしていましたが、実際は破片(frag-ment)のようです。)

再び

しばらくすると再びポリプがほんの約1mmしか出なくなりました。

原因不明です。

この水槽にはスターポリプに感染する細菌でもいるのか

他の魚が突っついてしまうのか。。

 

このまま約1週間ポリプは引っ込んでしまいました。

水流量

それからしばらくして、水流ポンプの水流を弱くした日が続きました。

すると、ポリプが再び出始めたんです。

 

試しに水流を強くしていると再びポリプが引っ込みます。

どうやら、このスターポリプには水流が強すぎたようです!

 

その後も水流量を低く維持していると

数日毎に、消えていたポリプはどんどん復活してきました!

水流ポンプの設定

僕の水槽にある水流ポンプのTUNZE 6095の流水量は1時間当たり、2000-9500lです。

僕は水を循環させるためにしばしば

最大の9500lで水流ポンプを稼働させていたのですが

これはどうやら、1000lの海水が入る水槽で推奨される水流量のようでした。

おそらく、200lにも満たない海水しか入らない水槽では

それでは多すぎるので、3000l以下の水流量が丁度良さそうです。

 

ちなみにスターポリプと水流ポンプは水槽のそれぞれ左右の端にあり

水流ポンプは水面に向けていたので

水流が直接スターポリプに当たっていたわけではありませんが

それでもいけないようです。

 

(ちなみに、以前オオウミキノコが不調だったのも

調子の悪い部位があったことが原因ではないのかも。。。

スターポリプとほぼ同じ位置にありました)

おわりに

今後はサンゴが良い状態になるよう水流量に気をつけたいと思います。

とはいえ、水槽底のデトライタスを除去するために

時々強い水流を底に当てるぐらいは大丈夫なので(今のところ)

水流ポンプの良い面は使っていきたいと思います。

 

ちなみに、スターポリプには砂もついていないシート状のものもあると

海水魚ショップの店員さんに聞きました。

これだと安心かも。

ただ、販売しているところはまだ見たことがないです。

 

ではでは。

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